201503040402

きゅひょんさんのこと。


わたしは、きゅひょんのことを、ミンくんの件に嫌な感じで関わってこない数少ない人として信用しておりました。
だから、ぎゅが今回の挨拶でこんな爆弾を、勢い良く投げてくるなんて思わなかったんです。
思わなかった分衝撃がすごかった。震えが止まらなくなって、そのあとのぞき込んだ双眼鏡の中でウォンキュがぶれまくっていました。

以下が、きゅひょんの挨拶(概要)です。

(前略)
もう一つ言うことがあります。
皆さんは、結婚した?
してない?
なんで結婚しないんですか?
(ここでギュペンとの会話が少しあって、話終わったあとギュは立て直します)
えっとどこまで話したんだっけ
なんで結婚しないんですか?
彼氏がいない?
だったら、俺はどう?
お前は俺のものだ!

以上
わたしは、結婚した?のところでびっくりして震え始めたまま、気持ちが盛り上がった状態で友人と合流し、第一声が「どうしたらいいの?!」でした。涙出ると思って涙出る体勢を取ってたけど出なかった。アイアンハート。

その時聞いただけではもうまったくといっていいほど言葉が入ってこなくて宙に浮いてた。
ぜんぜん理解できないまま会場を出て、混乱したまま電車に乗った。
コーヒー飲みながら気持ち落ち着かせてノートにまで書き出してようやくぼんやりと、この挨拶がマイナスにははたらかないものだということがわかってきたのでした。

考えても考えても、きゅひょんの本意なんてわからないけど、わたしなりに、もちろんわたしの良いように、考えてみて、考えられるあらゆるパターンの中の、わたしにいちばん都合の良いものを載せます。



僕と結婚しようとかそういうプレーンな言葉を使うのではなく、わざわざこんな哲学的な質問の投げかけ方をするのは、明らかにいつもの通り、なにか思うところがあって、でもそれをそのまま言うのではなくなんとなく伝わるような伝わらないような言い方をしてさらにそのあとギャグに昇華してなかったことにするというギュの戦法に則っていると思っています。
ギュってずるい。でもそこがたまらなく好きなんやけど。
今回だって最後のお前は俺のものだ!でうやむやにしようとしていた。

なんで結婚しないんですか?。
結婚が人間の一生において、それがあったりなかったりする当たり前の事象であるということ。何も、天変地異が起こったわけではないのだということ。結婚する人がいて、結婚しない人がいる。そういう当たり前のことを無理やり、それも乱暴に、目前に突きつけてくるような。
それとはまたべつで、ミンに向けられたたくさんの、なんで結婚したんですか?に対してのじゃあ逆になんで結婚しないんですか?であるような、小学生男子みたいな匂いも感じる。
なんで結婚しないんですか?理由は?みたいな。なんかそういうのもちょっとギュっぽいかもなあとか思う。
最初の、みんな結婚した?も、なんだかすごくわざとらしくて、わざわざ意識させるような言い方をして。からっと笑って、結婚なんて四季折々たくさんある行事の一つだと言われているような気さえする。

ギュに限っては、なにもかんがえてないなんてことは絶対にないと思う。
今の状況をみたギュはギュなりの挨拶だったんでしょう。

ソンミンはべつに、天変地異を起こしたわけではない。人生における、ふつうのイベントを一つ終えただけ。
深読みしたら、こうなりました。
なんかでもギュっぽいかなって。守り方が綺麗で。



ここまで落ち着くのに随分かかりました。
ものすごい爆弾をなげてくれたきゅひょんさんには
3ポイントあげます。



ただなによりも、ミンの最後の挨拶の間シウォンと泥沼にじゃれ倒していながら、あったかいんだからぁ〜を聞いた瞬間すごく明るい顔でパッと顔をあげたきゅひょんが、そのときのきゅひょんだけが、とてつもなくキュミンでした。


そのようにしてきゅみんをおさめ、もうもしかしたら4年見れないかもしれないのか。なーんて、もう一生見れないのかもしれないのかぁ〜
なんだかんだ言って、わたしはきゅみんが、好きでした。
わたしがシウォン側の人間でも、いつだってきゅひょんの相方はミンくんだと、思ってます。
キュミンを愛する最後の一人になってもキュミンを愛します。
おわり